• 最終更新日2023/05/25
  • 公開日2023/05/26

六甲高山植物園 明るい夏色の花! 約1,000株の「ニッコウキスゲ」が見頃

六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、高原に夏を呼ぶ明るい夏色の花「ニッコウキスゲ」約1,000株の群落が見頃です。気温の高い日が続いたため、例年より1週間ほど早く見頃を迎えています。

ニッコウキスゲ(ススキノキ科)は、北海道、本州(中部以北)の亜高山帯の湿り気がある草原に生える多年草です。関西以西に自生地はないため、群落で咲く様子は貴重です。高さは70cmになります。花は一日花で、朝開いて夕方には閉じてしまいますが、1本の茎にたくさんの花芽が上がり次から次へと咲くため、約1カ月は花期が続きます。

当園に咲くニッコウキスゲは、亜高山帯型の約1,000株が見頃を迎え、6月中旬までお楽しみいただける見込みです。その後も高原型の約2,000株が6月下旬より咲き始め、7月下旬まで咲き続けます。

朝ドラマの主人公のモデルである牧野富太郎博士が開園当初に来園した様子の写真や直筆の書・手紙、図、書籍などを約200点展示している、【六甲山ボタニカルフェア】六甲高山植物園開園90周年特別企画「牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~」も8月15日(火)まで会期を延長して、好評開催中です。