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ROKKO MEETS ART

2017/08/22 09:01 現在 天候:24℃ 景色:

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自然体感展望台 六甲枝垂れ

自然体感展望台 六甲枝垂れ

六甲山の上に立つ一本の大きな樹のような「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。総檜葺きの展望台では、フレームや壁、床に奈良県・吉野の森で厳選されたヒノキを使用して作られています。内部に入ると包まれるようなヒノキの優しい香りと、「枝葉」というフレーム越しに降り注ぐ太陽の光を感じられる展望台。その季節ならではの体験をして、六甲山の自然に触れてみましょう。

設計者 三分一 博志(さんぶいち ひろし)

1968年生まれ。建築家。いかにして建築が地球の一部になるかを一貫したテーマとし、「地球のディテール」を提唱。「カナダグリーンデザイン賞最優秀賞」、「第19回吉岡賞」、「DETAIL Prize 特別賞」(ドイツ)など世界各国の賞を受賞し、2008年にはデンマーク王立アカデミーに特別講師として招かれる。「日本建築大賞」(2010年)と「日本建築学会賞」(2011年)を受賞した代表作、犬島アートプロジェクト「精錬所」は全く機械空調を利用しない美術館を実現し、廃墟と化した100年前の銅の製錬所を自然エネルギーによって現代によみがえらせている。

六甲山光のアート「Lightscape in Rokko」

  • Summer Version 夏は夜

    Summer Version 夏は夜

  • Autumn Version 秋は夕暮れ

    Autumn Version 秋は夕暮れ

  • Winter Version 冬はつとめて

    Winter Version 冬はつとめて

  • Spring Version 春はあけぼの

    Spring Version 春はあけぼの

六甲山光のアートは、1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明を使って、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光のイベントです。伏見雅之氏による演出で、六甲山の四季をライティングで表現。六甲山から望む1000万ドルの夜景とともに幻想的な光景をお楽しみください。

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春の自然体感ポイント

六甲山の春は、神戸の市街地よりちょっと遅め。時間がかかる分、春の陽の暖かさや柔らかに芽吹き始める草木が愛おしく思えます。風穴では、美しい新緑を眺められ、六甲ガーデンテラスのエリア内にも様々な花が咲き、華やかな春です。

風紋・水紋観測

幹内部に入ってすぐ目にするのが「風室(ふうしつ)」の床面にある円形の「融氷水盤(ゆうひょうすいばん)」。天井部からの雨水や「氷室」に保管されている氷が太陽のエネルギーによって溶ける融氷水が溜ります。建物内に自然の風が吹き抜ける時に現れる風紋や、雨の日には雫によって出来る水紋がみられます。風が揺らす水面の模様は、様々。この瞬間にしか見られない唯一のもの。

木漏れ日体験

外観の特徴的なヒノキのフレームは、まるで本物の樹木のように上部にいくほど密に組まれ、夏の強い日差しを和らげたり、雨が直接降りこむのを防いだりする役目があります。フレーム越しに見る景色は、思い出に残る1シーン。

夏の自然体感ポイント

冷風体験の循環の仕組み

展望台の幹にあたる「風室(ふうしつ)」に入って中央部にある「風の椅子」に座ってみると、涼しい風が吹いていて、ヒンヤリ!これは、冬期の間に氷棚で出来た氷を展望台内の「氷室(ひむろ)」に貯蔵し、六甲山に吹く風を利用した自然換気が行われている「風室(ふうしつ)」へ、氷の上を通って冷却された風が通るからなのです。自然の風の涼しさに驚きますよ。

秋の自然体感ポイント

四季を切り取る窓
四季を切り取る窓

旧十国展望台の跡地にある六甲枝垂れ。かつては「丹波・山城・大和・摂津・河内・和泉・紀伊・播磨・淡路・阿波」の国が360℃展望が出来るという事でその名がつけられたのですが、四季に応じて景色だけではなく季節の移ろいも感じられます。展望台北側にある「風穴(ふうけつ)」から見られる景色は、まるで一枚の絵画を見ているようだと思いませんか。

展望台からの夕日

広く高台から見渡す景色は、雲の表情や空の色がゆっくりとした流れで昼から夜へと時間を移していきます。西の空へと沈む太陽がつくりだす、言葉に出来ないほどの輝きを残して消えていく様をご覧ください。

冬の自然体感ポイント

樹氷

六甲山の年間平均気温は、北海道の南部とほぼ同じくらい。霧や降雨などで「湿度」「気温」「風速」など気象現象がそろえば、ヒノキのフレーム全体に、結晶化した樹氷を見られることも。

陽室

展望台南側にあるガラス張りの「陽室」は、太陽の光がよく入る部屋です。晴れた日は太陽の力で部屋はほっこりあたたか。日の高さが低くなる冬の太陽光を余すことなく吸収する設計になっています。

氷柱(つらら)・氷筍(ひょうじゅん)

「風穴(ふうけつ)」からは、雨の降る日は雫のカーテン越しに景色がみえるのですが、冬の期間には気温が低いと凍って「氷柱(つらら)」となり、長さや太さの違いを観察できます。また、雫が落ちる地面にモコモコとまるで筍のように盛り上がる珍しい現象「氷筍(ひょうじゅん)」が見られることもあります。

氷の切出し

六甲山上では、明治の頃は天然氷を切り出すための「製氷池」が多く点在していました。山上に降った雨を貯水する「氷棚(ひょうだな)」で、冬の間に出来た氷を切り出し展望台内部にある「氷室(ひむろ)」に保管します。この氷を使って夏場の「冷風体験」では、展望台内の空気の流れに冷気をのせて涼しさを体験できます。