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9月11日に行われた審査会の結果、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020 公募大賞」を
はじめとする各賞の受賞者が決定いたしました！
※敬称略
【「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」公募大賞】
＝ グランプリ（賞金100万円） ＝
上坂直「六甲景鏡（ろっこうけいきょう）」
展示場所 自然体感展望台 六甲枝垂れ
上坂直「六甲景鏡（ろっこうけいきょう）」
内容
六甲山上にある様々な施設の中から空間を５ヶ所選んで、精巧に縮小、再現した立体作品です。作者はこれまでにも集合住宅の複数の室内を同じアングルで精緻に再現、衣装ケースを利用して展示するなどジオラマやドールハウスの視点を越える作品を発表してきました。人の気配を感じさせ「現実」を作品化することで、私たちの中に眠っている客観的な視点を獲得しようとする意欲的な作品です。
選考ポイント
作品の技術が非常に高く、自分の視点を持っている点が素晴らしい。１０分の１スケールへ作品化する中 で、苦悩を抱えながらも作品を完成させるための、アーティストの逡巡と工夫、妥協のなさが見られた作品 だった。
また一次審査時からこの作品をあの場所に設置したいという六甲山との関係性の濃密さが感じられ、作品の モデルとなっている六甲山上の５つの場所の切り取り方と編集の上手さが今回の公募大賞グランプリ授賞の評価に繋がった 。
表彰式の様子
上坂直 プロフィール
1991年生まれ 兵庫県出身、富山県在住
武蔵野美術大学大学院 造形研究科デザイン専攻（建築コース）修了
2019 第8回新鋭作家展「あ、これ、ウチのことです。」/ 川口市立アートギャラリー・アトリア（埼玉県）
2019 六本木アートナイト2019 / 六本木街なか各所(東京都）
2015 Tokyo Midtown Award 2015 / 東京ミッドタウン（東京都）
＝ 準グランプリ（賞金30万円） ＝
松本千里「やまのかたち」
展示場所 グランドホテル 六甲スカイヴィラ
松本千里「やまのかたち」
＝ 奨励賞（賞金10万円） ＝
宮木亜菜「机とおなかの歩き方」
展示場所 六甲山カンツリーハウス カンツリーギャラリー
【企業・団体による賞】
＝ 神戸市長賞（賞金30万円） ＝
対象：公募入選作品
KIMU「green on green」
展示場所 六甲山カンツリーハウス
KIMU「green on green」
＝ 神戸市長賞（賞金20万円） ＝
対象：招待アーティスト作品
MATHRAX〔久世祥三 + 坂本茉里子〕「風のうたよみ」
展示場所 六甲オルゴールミュージアム
MATHRAX〔久世祥三 + 坂本茉里子〕「風のうたよみ」
＝ 有馬温泉 太閤の湯賞（賞金10万円） ＝
☆提供：株式会社有馬ビューホテル
木村剛士「戻れない、過去に浸る日もあっていい」
展示場所 有馬温泉エリア 旧テニスコート
木村剛士「戻れない、過去に浸る日もあっていい」
＝ 兵庫宅建ハトマーク賞（賞金10万円） ＝
☆提供：一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会
兵庫教育大学ひょうごもんプロジェクト研究会「六甲珠のれん」
展示場所 六甲ケーブル下駅
＝ FM802賞 ＝
☆株式会社802メディアワークス アートグループプロデューサー 谷口純弘による選出。
「UNKNOWN ASIA 2021」にゲストアーティストとして招待します。
大野光一「あなたを見つける、かなたが見つめる」
展示場所 六甲ガーデンテラス
大野光一「あなたを見つける、かなたが見つめる」
＝ 主催者特別賞（賞金10万円） ＝
☆招待アーティストの中より選出される賞です。
Ｃ.Ａ.Ｐ.（特定非営利活動法人 芸術と計画会議）「六甲イカスヴィラ」
展示場所 六甲スカイヴィラ 迎賓館
C.A.P.（特定非営利活動法人 芸術と計画会議）「六甲イカスヴィラ」
《公募大賞審査員》 ※敬称略、順不同
三分一 博志 / 建築家（「自然体感展望台 六甲枝垂れ」設計者）
芹沢 高志 / デザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO）センター長
中野 仁詞 / 公益財団法人神奈川芸術文化財団 学芸員
森 司 / 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課長
雨森 信 / Breaker Projectディレクター、インディペンデント・キュレーター
宮西 幸治 / 六甲山観光株式会社 代表取締役社長
