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審査員紹介 審査員紹介

兵庫県立美術館 学芸員

江上 ゆか(えがみ ゆか)

江上 ゆか

1969年、兵庫県生まれ。1992年より兵庫県立近代美術館(2002年からは兵庫県立美術館)学芸員。近年、担当した展覧会に「「その他」のチカラ。―森村泰昌の小宇宙―」(2010-11年)、「阪神・淡路大震災から20年」(2014-15年)、「注目作家紹介プログラム チャンネル7 髙橋耕平―街の仮縫い、個と歩み」(2016年、以上いずれも兵庫県立美術館)など。また、「信濃橋画廊コレクション」による特集展示(2013年、同館)をきっかけに、関係者への聞き取りを「『信濃橋画廊』インタビュー集」(2014年)にまとめるなど、大きな流れの中では時に見落とされがちな美術の「現場」で起こっていることに関心がある。

建築家(「自然体感展望台 六甲枝垂れ」設計者)

三分一 博志(さんぶいち ひろし)

三分一 博志

広島、瀬戸内を拠点に建築が地球の一部となることをテーマに地域に根ざした設計を行う。
2011年「犬島精錬所美術館」(岡山県)で日本建築学会賞と日本建築大賞を同時受賞。
2017年 「直島ホール」(香川県)でWallpaper* (英国誌)Design Award大賞受賞(Best new public building部門)。
国内の公共建築では初の受賞となるなど、海外での評価も高い。
その他代表作に「宮島弥山展望台」、「おりづるタワー」(広島県)、「六甲枝垂れ」など。
2017年の日本・デンマーク外交関係樹立150周年の親善大使に就任。
同記念事業として、デンマークのフレデリクスベアの王宮の地下施設跡を活用した美術館(Cisternerne)とデンマーク建築センター(DAC)における2つの展覧会を開催予定。
現在、デンマーク王立芸術アカデミー教授(非常勤)。
著書:三分一博志 瀬戸内の建築(TOTO出版)/三分一博志作品集JA81(新建築社)

デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長

芹沢 高志(せりざわ たかし)

芹沢 高志

1951年東京生まれ。神戸大学数学科、横浜国立大学建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年に P3 art and environment を開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(2002年)。横浜トリエンナーレ2005キュレーター。別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年、2015年)。デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』実行委員会)などがある。

公益財団法人神奈川芸術文化財団 キュレーター

中野 仁詞(なかの ひとし)

中野 仁詞

第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2015年)日本館キュレーター。
横浜トリエンナーレ2017 キュレーター。
1968年、神奈川県生まれ。主な企画に、パフォーミング・アーツは、音楽詩劇 生田川物語–能「求塚」にもとづく(創作現代能、2004年、神奈川県立音楽堂)、アルマ・マーラーとウィーン世紀末の芸術家たち(音楽・美術、06年、同)、生誕100年ジョン・ケージ せめぎあう時間と空間(音楽・ダンス、11年、神奈川県民ホールギャラリー)。現代美術展では、塩田千春展「沈黙から」 (07年、神奈川県民ホールギャラリー)、小金沢健人展「あれとこれのあいだ」(08年、同)、「日常/場違い」展(09年、同)、「デザインの港。」浅葉克己展(09年、10年、同)、泉太郎展「こねる」(10年、同)、「日常/ワケあり」展(11年、同)、さわひらき展「Whirl」(12年、同)、「日常/オフレコ」展(14年、KAAT神奈川芸術劇場)、八木良太展「サイエンス/フィクション」(15年、神奈川県民ホールギャラリー)、KAAT神奈川芸術劇場「突然ミュージアム」(15年、16年、同)、塩田千春展「鍵のかかった部屋」(16年、同)、「詩情の森」展-語り語られる空間(17年、同)ほか。
慶應義塾大学大学院美学美術史学専攻前期博士課程修了。
芸術資源マネジメント研究所理事・研究員。女子美術大学/東海大学非常勤講師。

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課長

森 司(もり つかさ)

森 司

Photo by Kazue Kawase

Photo by Kazue Kawase

1960年愛知県生まれ。公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京事業推進室事業調整課長。「東京アートポイント計画」の立ち上げから関わり、ディレクターとしてNPO等との協働によるアートプロジェクトの企画運営や、人材育成・研究開発事業「Tokyo Art Research Lab」を手がける。「東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」、オリンピック文化プログラムの展開に向けた東京都のモデル事業である「リーディングプロジェクト」のディレクターを兼務している。
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/

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