桑久保 徹 / Toru KUWAKUBO

1978年　神奈川県座間市生まれ
2002年　多摩美術大学絵画科油画専攻卒業

現在も神奈川県を拠点に活動。自分の中に架空の画家を見いだすという演劇的なアプローチで制作活動をスタート。印象派の画家たちが行ったように海辺にイーゼルを立てて絵を描いたり、描いた絵を背中にくくりつけて「絵を売り歩く放浪画家」としてパフォーマンスしたりと、イメージするいわゆる職業画家をいわば演じてみることが、最初の制作のきっかけになった。画家に扮した彼が好んで描くようになったのは、多くが海のモチーフ。オイルを混ぜず、油絵の具だけを分厚く盛り上げて描いていくタッチ。現代においてはもはや古典になりつつある印象派の技法と、自身の中にある現在の心象風景が重なり合って作品を作り上げる。

HP小山登美夫ギャラリー　　
http://tomiokoyamagallery.com/artists/toru-kuwakubo/

作品展示場所･･･六甲山カンツリーハウス

2014年

「One Wonderful Day Which Cannot Be Forgotten」小山登美夫ギャラリー／シンガポール

2012年

「The Sea by Night and Day」The Daiwa Anglo-Japanese Foundation／ロンドン

2010年

「Out of Noise」ギャラリー・ヒュンダイ／ソウル

2013年

「第3回Ｄアートビエンナーレ展」最優秀賞

2012年

「VOCA」奨励賞

2011年

「第三回絹谷幸二賞」 毎日新聞社主催