- 開催期間2022/05/09〜2024/03/31
- 最終更新日2024/05/02
~約100年前の自動演奏ピアノが復活!~
ROKKO森の音ミュージアムでは、2020年6月から2022年2月まで、自動演奏ピアノ「ウェーバー・デュオ-アート・9フィート・グランドピアノ」(1920年代/アメリカ製)の大規模な修繕を行いました。
1年8ヵ月をかけて修繕が完了したこのアンティーク・ピアノは、自動演奏はもちろん、普通のピアノのように人間が演奏することも可能です。
普段は触ることのできない100年前のアンティーク・ピアノで演奏体験をしてみませんか?
【製作年】1920年代
【製作国】アメリカ
【製作社】ウェーバー社
(自動演奏の機械部分はエオリアン社製作)
ウェーバー社のコンサート用ピアノ(サイズ:9フィート=2.7m)にエオリアン社が「デュオ-アート」と呼ばれる演奏者の演奏を再現する自動演奏機能をつけて製作された自動演奏ピアノです。自動演奏だけではなく、人が演奏することも可能です。
デモンストレーション用として当時、同じ型のものが3台作られました。うち2台は第二次大戦中に壊されて演奏ができなくなったため、まったく同じ型のもので現在も演奏が可能なものは当施設のコレクションのこの一台のみです。
演奏の音抜けなどの不具合ために内部の自動演奏機能部分の修復を行っていましたが、約2年の歳月をかけて修繕が完了しました。
曲のプログラムについて
ロール・ペーパーと呼ばれる巻物状の穴の開いた紙に演奏がプログラムされています。
ロール・ペーパーにはラフマニノフやガーシュウインなど、1900年代初頭に活躍したピアニストたちの演奏がプログラムされています。
実在したピアニストの指の動きや強弱などの癖も再現できることから、「リプロデューシング・ピアノ」とも呼ばれます。16段階の強弱調節とペダリングも自動で行います。
ロール・ペーパーを交換すると、他のピアニストの演奏も聴くことができます。
自動演奏だけでなく、通常のピアノのようにも演奏することも可能なこの自動演奏ピアノを最大10分間試奏できます。
普段は触ることのできない当施設のアンティーク・ピアノを演奏してみませんか?
期間
・~2024/5/2(木)
・5/7(火)~8/9(金) ※毎週日曜日と7/13(土)・15(月祝)・20(土)を除く
・8/19(月)~8/23(金)
・11/25(月)~
※いずれの期間も休場日は除く。
※団体等の予約状況によっては臨時コンサートを実施するため、演奏体験を開催できない場合がございます。
時間
10:35~、12:35~、13:35~、14:35~(各回 1名様/10分間)
料金
300円
ご参加の流れ
①当日、受付にて体験料をお支払いいただき、チケットをお受け取りください
②体験時間になりましたら、コンサートホールのスタッフにチケットをお渡しください
③10分間、ピアノを演奏していただけます
※楽譜が必要な方はご持参ください
場所
ROKKO森の音ミュージアム
備考
お問い合わせはROKKO森の音ミュージアムまで。 TEL: 078-891-1284
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