
- 開催期間2023/03/18〜2023/07/02
- 最終更新日2023/02/05
ROKKO森の音ミュージアムでは、2023年3月18日(土)~7月2日(日)の期間に、企画展示『牧野富太郎のみちくさ~音楽、書、人々との交流~』を開催します。
日本植物学の父とされる牧野博士は、六甲山や氷ノ山など兵庫県の山に度々植物採集に訪れていました。その中で、地域の人々と交流を深め、交流者に書画を寄贈したり、記念撮影をしたりなどの痕跡を残しています。
牧野博士は NHK 2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」の主人公 のモデルにもなっています。
また、2023年5月1日で90周年を迎えるお隣の六甲高山植物園 でも、『 牧野の足あと ~神戸で見つける博士と植物~』を同時開催します 。
共催: 一般財団法人 神戸観光局
牧野富太郎植物博士 六甲高山植物園にて撮影 日下義彦氏提供
植物博士 牧野富太郎( 1862-1957)
現在の高知県高岡郡佐川町で誕生。新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて学名をつけました。94年の生涯において収集した標本は約40万枚といわれ、新種や新品種など約 1500 種類以上の植物を命名するなど、日本植物分類学の礎を築きました。
研究に打ち込むあまり膨らんだ借金の返済を神戸在住の資産家・池長孟が支援し、池長植物研究所を作ったことから、神戸には25年間通いました。神戸(兵庫県 )とゆかりが深く、六甲高山植物園の植栽や鉢の管理をしていた芝田音吉や大阪山草倶楽部の日下久悦など多くの弟子と深い交流がありました。 六甲山にも何度も植物採集に訪れ、アリマウマノスズクサに和名をつけたりしています 。
本展では、牧野博士直筆の書画やゆかりの品などを展示するほか、音楽好きでもあった牧野博士の植物学者以外の側面や、当時の神戸の時代背景等もパネル展示します。
また、ROKKO森の音ミュージアムのコレクションするアンティーク・オルゴールなどの自動演奏楽器は、牧野博士と同じ19世紀の末から20世紀の初頭にかけて活躍していたものです。
そうした自動演奏楽器たちで、花や植物にちなんだ楽曲や牧野富太郎ゆかりの楽曲を演奏する「演奏家のいないアロマコンサート」を開催するほか、屋外でも「SIKIガーデンコンサート」を開催します。
開催期間
2023年3月18日(土)~2023年7月2日(日)
※毎週木曜日休場
開催時間
10:00~17:00(16:30最終入場)
料金
無料(※入場料・駐車料金は別途要)
– 演奏家のいないアロマコンサート –
森の音ホール内2階のコンサートルームでは、自動演奏楽器の生の音色をお楽しみいただけるコンサートなどを毎日開催しています。
花や植物にちなんだ楽曲や牧野富太郎ゆかりの楽曲を牧野博士と同時代につくられたアンティーク・オルゴール等の自動演奏楽器で紹介する「演奏家のいないアロマコンサート」を開催します。香りや音でも植物の魅力をお楽しみいただけます。
開催時間
10:00~/11:00~/12:00~/13:00~/14:00~/15:00~/16:00~(各回30分間)
※繁忙日などはコンサートスケジュールを変更する場合があります。
開催場所
森の音ホール 2階 コンサートルーム
同期間中、ROKKO森の音ミュージアムから徒歩5分の六甲高山植物園でも、牧野富太郎に関する企画をお楽しみいただけます。
六甲高山植物園は1933年(昭和8年)に開園し、2023年5月1日で90周年を迎えます。これを記念し、開園90周年特別企画『牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~』を開催します。
開園当時から六甲高山植物園に何度も来園し、講話などを行っていた牧野博士のドラマチックな生涯や数々の功績を、神戸(兵庫県)に残された写真・書・手紙などの初公開を含む貴重な資料とともにご紹介します。
また、博士ゆかりの植物をスタンプラリー形式で巡る「博士とてくてくスタンプラリー」も同時開催。園内の8種の植物を巡りスタンプを集めるとオリジナルポストカードが完成します。
植物をテーマにした趣あるフォトスポットも登場するなど、植物初心者でも気軽に参加でき、牧野富太郎や植物に興味を持つきっかけになるイベントです。
ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園を同時にお楽しみいただく際は、お得な2施設共通券がおすすめです。
開催日
2023年3月18日(土)~7月2日(日)
開催時間
10:00~17:00(16:30入園受付終了)
参加費
無料(※入園料・駐車料金は別途要)
共催:一般財団法人 神戸観光局
協力:兵庫県立人と自然の博物館/高知県/株式会社 北隆館
場所
ROKKO森の音ミュージアム
予約・問い合わせ
お問い合わせはROKKO森の音ミュージアムまで
078-891-1284