空気が澄んで涼しい秋は、景色や眺望が美しく見える日が多く、写真を撮るのにおススメの季節。カメラ片手に楽しく濃厚な1日の過ごし方をご紹介!
撮影のワンポイントアドバイスも必見です。
株式会社青春代表取締役、兼写真教室講師。
2007年からカフェナナツモリ(奈良)を開業、同時に写真教室を開校。
こどもからご年配の方まで様々な世代に写真の楽しさを伝える。
文化祭的手づくり卒業写真展や、写真甲子園「フォトカップ」など、写真コミュニケーションを軸にした独自のプログラムを展開。
2018年、神戸市北野坂に写交場MEMORI(大人のための写真館+写真教室)をオープン。
六甲ケーブル山上駅
写真教室毎年秋の恒例の六甲ミーツ・アート遠足、
なんと7年連続です。
この日はあいにくの雨予報…でもギリギリ大丈夫そうだね!!
写真教室at六甲ミーツ・アートのはじまりはじまり
後ろのキジとおなじポーズね、記念すべき1カット
笠井祐輔「動物たちも景色を見ている」
絶景が望めるTENRAN CAFEにて。
さっそく撮影開始!
山上駅にたくさんのかわゆいインコがお出迎え
川上和歌子「金平糖ハウス」
安藤忠雄が手がける大阪「光の教会」
北海道「水の教会」と並ぶ教会作品のひとつ
風の教会
今回一番楽しみにしていた場所、
会期中は限定公開されてます。
しかも、大好きなさわひらきさんの展示。
夕飯にからあげとオムライスが一緒に来ちゃった感じ。
講師の田村も大興奮!!
さわひらき「absent」
夢中で撮る・撮る・撮る。
でもちょいと暗いから、シャッタースピードは気をつけてね
重機でハートとかめっちゃかわいいんですけど!
「ばえる※」んですけど!!
※インスタ映えのことを「ばえる」と言うそうです。
最年少22歳のAちゃんが教えてくれました。
大木土木とミツヤ電機「おしゃまなユンボ」
とりあえずやっちゃうよね、ひょっこりはん(賞味期限あり)
今回はエリア間を車移動。つぎの場所までレッツゴー!
風の教会に満足してそのまま帰っちゃいけません。
すぐおとなり六甲オリエンタルホテル跡地に、
キュートなインスタレーション作品を発見!
ばえること間違いなし!
井上裕起「salamander [F1]」
久保寛子「やさしい手」
六甲山カンツリーハウス
カンツリーハウスは楽しいことたくさん。
屋内外の作品に未来郵便局、晴れてればリフトにも乗れる!
アート鑑賞の後はお楽しみのお昼ゴハン。
風に吹かれながらピクニックな計画。
雨だったら断念したけど、なんとか大丈夫そう。
みんなで食べるお弁当ってなんでこんなに美味しいんだろ。
あ、ソフトクリームもお忘れなく。
巨人の彼氏ができました。
木村剛士「畑になる/人」
開発好明「未来郵便局」
1年後のわたしに手紙を書きました。
「秋の行楽弁当」950円(お茶付き)
カメラもちょっとひと休みして
グリーンリーフの「秋の行楽弁当」いただきまーす
自然体感展望台 六甲枝垂れ
六甲山のランドマーク。
総檜葺きの展望台で、中に一歩足を踏み入れると、
静寂の時間とヒノキのいい香りが。
そして写真好きな方には嬉しい「ばえ」が
ここにもたくさんあります。
夜はライトアップされてこれまた素敵なんです。
佐川好弘「♯ROKKO」
どんな写真が撮れてる?
松蔭中学校・高等学校 美術部「それゆけ!てんしろうくん」
地面の白がレフ板代わりになって人物写真きれいに撮れますよ
建物内部に入ると超巨大な羽の作品が
(全景撮るには広角レンズがマスト)目がおっきくなるアプリ使用「何これやばい!」な瞬間
飯川雄大とオフィシャルアートショップ「リトルホルティ」の
コラボレーション
六甲ガーデンテラス
六甲ガーデンテラスから眼下を見下ろすと
関西屈指のデートスポットだけど、 ぼくのようなおじさんでも感動の絶景が望めます。
(展望デッキでは運がいいと猫にも会えます)
六甲有馬ロープウェー
六甲ミーツ・アートを巡っていてつい見逃しがちなのですが、
ガーデンテラスから歩いていけるので、
ぜひ訪れてみてください。
今年も素晴らしい作品に出会えますよ。
ユアサエボシ「忘れられた画家」
志茂浩和「向き合う人」
作品メンテ中の作家さんに出会えました♡
中尾慶一郎「マチアイシツ」
六甲高山植物園
昭和8年に開設されたもっとも古い高山植物園。
寒冷地の植物約1500種が栽培されています。
新緑の頃はお花も綺麗ですが、六甲ミーツ・アートの期間中は
タイミングよければとっても美しい紅葉に出会えるので、
写真好きの方もたくさん訪れます。
ちょっと疲れたら「山小屋カフェ エーデルワイス」で小休止。
即席ポートレート(人物写真)撮影会がはじまりました。
中﨑透「color or white」
釜本幸治「浮標─淡い寄る辺─」
みんなで宿題をみたり、会話に花が咲きます(植物園だけに)
「林檎とラムレーズンアイスクリームのパンケーキ」1,080円
(ドリンク付き)
六甲オルゴールミュージアム
六甲ミーツ・アート、旅のしめくくりは
晴れた日はだんだんと日が落ちてきて、逆光の柔らかい光が
中庭に差し込んで、とっても綺麗なんです。
今回は残念ながら撮れなかったけど、晴れた日には
最後にオルゴールミュージアムに行くルートがお勧めです。
趣向を凝らしたオルゴールの実演もあるので、
疲れた体もきっと癒してくれるでしょう。
いよいよ最後のスポットなのでちょっと名残惜しい
劇団かかし座「「おやゆび姫」ほか」
おなじ被写体でもアングルが違うと写真も変わる、の練習。
OBI「スラスラチカチカ」
新山浩+神戸市立科学技術高校「神々の庭」
Topics
さいごに
六甲山は季節や天候、時間帯によっていろんな表情を見せてくれます。
この日はあいにくの曇り空だったけど最高に楽しい写真教室となりました。 六甲ミーツ・アートの期間中、晴れの日もあれば、雨や霧の日もあるかもしれません。 ぼくはその全ての天候を知っているけど、それぞれの美しさや楽しみ方があって、何度訪れても飽きることはありません。 六甲ミーツ・アート鑑賞は、難しい知識がなくても誰でも楽しむことができる、アートや自然に触れることのできる日常とちょっと違う体験があります。 五感全部で、秋の六甲山を感じてください。よい旅になりますように。