金氏徹平＋ハジメテン｜アーティスト｜カ行｜六甲ミーツ・アート芸術散歩2011

金氏徹平＋ハジメテン

出展作品

作品タイトルハジメテンのFool On The Hill
展示場所 D-23　グリーンエリア　六甲山カンツリーハウス
作品解説写真、映像、絵画など異なる分野で活動する7人のメンバーが全員で滞在制作をして完成させた作品です。
Foolには、バカなといった意味と同時に名人、達人という意味も含まれます。
達人たちの“視線”がとらえた六甲山とは！はじめてとは！何がそこにあったのか？！
とくとお楽しみください。

各画像をクリックすると、拡大画像が見られます。

金氏徹平Teppei KANEUJI

1978年、大阪府出身。京都府京都市在住。
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。

主な展覧会歴

2007	splash and flake 広島市現代美術館
2009	溶け出す都市、空白の森　横浜美術館
2011	グループ展　シンガポールビエンナーレ

金氏氏は、既製のプラスティック製品、フィギュアを組み合せたり、あるいは雑誌広告など印刷物からある特定の質感のイメージを切り抜いて組み合せたり、また塗り絵や白地図の黒い輪郭線を解体してまったく異なる組み合せにするなどし、立体造形、平面、映像インスタレーションとして作品化する。私たちの日常のなかにあるものを用いながら、その機能を解体し、ゆっくりともう一つの思考の痕跡を紡いでいくように再構成して新たな物語を創造する。個人での創作活動のほか、いくつかのコラボユニットのメンバーとしても国内外で活躍してきた。

金氏徹平 webサイト

ハジメテンhajimeten

2010年に結成されたアーティストユニット。
飯川雄大、梅佳代、金氏徹平、川島小鳥、小橋陽介、西光祐輔、パトリック・ツァイの7名で結成。
メンバーは、写真や美術の現場で活動を展開。ハジメテンとして「7人で初めてする」を形にしていく。
2010年10月、栃木県那須塩原市で開催された『スペクタクル・イン・ザ・ファーム』では、動物王国の巨大倉庫に眠っていた大量の廃品と自分たちが撮影した写真を織り交ぜ迫力ある空間を演出し話題となる。
主な展覧会は「ハジメテンとお客さんたち」(2011年、NADiff Window Gallery)。
今年8月には、茨城アーカススタジオ、9月に金沢21世紀美術館でワークショップを開催。

ハジメテンメンバー

飯川雄大 いいかわたけひろ

1981年、兵庫生まれ、神戸在住。成安造形大学デザイン科ビデオクラス卒業。「時の演習用時計」、「時間泥棒 -Half Time project-」を個展、グループ展で発表する。「見えない庭」（大阪／2003）、「家スカート」（京都／2004）を三家俊彦らとともに企画。木村友紀、金氏徹平らと共に活動するアーティスト・ユニットCOUMAとして、横浜トリエンナーレ2005に参加。四コマ漫画ユニット「ばうみみ」として映像と四コマ漫画を絡めたワークショップを各地で開催する。最近の主な展覧会は、「宮沢賢治の贈りもの」三菱地所アルティアムギャラリー(福岡/2009)、「rendezvous09」Institutd’art contemporain, Villeurbanne(リヨン/2009) 「Good Streetlamp」児玉画廊|東京（東京／2010）。

飯川雄大 webサイト

梅佳代 うめかよ

1981年、石川県生まれ。2002年、日本写真映像専門学校卒業。キヤノン写真新世紀にて『男子』、『女子中学生』がそれぞれ佳作を受賞。ファースト写真集『うめめ』(2006) が異例のベストセラーとなり、第32回木村伊兵衛写真賞を受賞する。本年は、『男子』（2007）、『じいちゃんさま』（2008）に続く最新写真集『ウメップ』を発表。東京、大阪にて本作の出版記念となる写真展「ウメップ：シャッターチャンス祭り」を開催した。その他、共著『うめ版新明解国語辞典×梅佳代』をはじめ、新聞、雑誌等での写真連載や国内外での展示を手掛けている。

梅佳代 webサイト

金氏徹平 かねうじてっぺい

上記参照

川島小鳥 かわしまことり

写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。2006年、一人の少女を４年間撮り続けた作品で第10回新風舍平間至賞受賞。2007年、写真集『BABY BABY』発表、銀杏ボーイズのジャッケトに写真が使用される。2009年、画家の箕浦建太郎氏と都内３ヶ所で二人展『川島小鳥箕浦建太郎』を開催。2010年、松岡一哲氏と二人展『未来ちゃん』開催、同時に写真集『未来ちゃん』を発表した。

川島小鳥 webサイト

小橋陽介 こばしようすけ

1980年奈良生まれ。2003年大阪芸術大学卒。主な展示、2004年「神戸アートアニュアル／トナリノマド」KAVC、2006年「VOCA 展」上野の森美術館、2006年「クリテリオム66 小橋陽介」水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室、2009年「neoneo 展part1 男子」高橋コレクション日比谷、2010年「self portrait ー私という他人」高橋コレクション日比谷。

小橋陽介 webサイト

西光祐輔 にしみつゆうすけ

1976年和歌山県新宮市生まれ。個展 2008「SHOOTERS HIGH」 TRE（東京）、「Catch as catch can」 AD&A gallery（大阪）、2009「You remember the night and photograph」 THERME gallery（東京）、「NEW GAMES」 AD&A gallery（大阪）、グループ展 2008「ignore your perspective 6」児玉画廊（京都）。2010年　自主レーベル『approach』立ち上げ。 2010年12月に写真家パトリック・ツァイと、大阪、コーポ北加賀屋にて二人展開催。

西光祐輔 webサイト

PATRICK TSAI パトリックツァイ

写真家。『Vice Magazine』や『Foam Magazine』など多くの雑誌媒体で取り上げられ、コマーシャルでは、コンバースのキャンペーン写真を手がける。写真家、Madi Ju との共作「My Little Dead Dick」シリーズをウェブ上で公開し話題を呼んだ。2010年10月 susan Bright編集によるAuto Focus: The Self-Portrait in Contemporary Photographyの表紙に採用される。