- トップページ
- 六甲高山植物園
- 当施設からのお知らせ
- 6月の花 「高山植物」
2010年06月04日
6月の花 「高山植物」
6月、まさにベストシーズンを迎えた高山植物たち。
今回は、その高山植物に共通して見られる、おもしろい特徴についてご紹介します。
高山植物とは、主に標高1000~3000m級の高山帯で生える植物のことです。
高山植物にはさまざまな特徴がありますが、今回はそのうちの2つをご紹介します。
①植物の背丈が低い
②毛をはやす
これらは、高山帯という厳しい環境に適応するために植物が変異した結果です。
高山帯は寒冷で風雪も激しく、紫外線も強い場所です。①の現象は風が強い高山帯で、うまく風をよけるために低い背丈に変異されたものと考えられます。スイス三名花の一つアルペンローゼもその例にあげられます。アルペンローゼはヨーロッパアルプスの森林限界付近に分布するツツジの仲間です。町で見かけるツツジのように大きくはならず、高くても1mくらいの木に、鮮やかなピンクの花を付けます。
②の現象は、エーデルワイスがいい例です。葉や花に小さな白
い毛をつけ、水分をなかなか吸収できない寒冷地で、強烈な紫外線をカットすると同時に貴重な水分をすぐに蒸発させないためのしくみなのです。
きびしい環境でも自分自身を守り、精一杯多くの子孫を残そうとするけなげな姿。高山植物は背丈は小さいですが、とても力強い生命力を感じます。
ここで紹介したヨーロッパアルプスの花は六甲高山植物園に咲いています。どちらの花も見ごろは6月上旬~下旬。
短い期間だけ、可憐に力強く咲く高山植物をぜひ見に来てください。
その他の当施設からのお知らせ
- 2011年11月17日
- 冬季休園のお知らせ
- 2011年11月07日
- 11月の実「ヒマラヤのズミ」
- 2011年10月22日
- 後期写真コンクール 入賞者発表!
- 2011年10月03日
- 10月の花「シクラメン」
- 2011年09月07日
- 9月の花「ヒダカミセバヤ」









