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2014年04月30日
公募部門 合同下見会レポート
2014年4月5日(土)、6日(日)に公募部門 合同下見会が開催されました。 合同下見会で巡った会場別に、展示場所のご案内と合同下見会当日のキュレーターからの説明を踏まえ、展示のポイントをまとめました。詳細は、写真下のリンクをクリックしてください。合同下見会来場者の皆様やメールで寄せられた質問への回答はこちらから。
1.六甲ガーデンテラス | 2.自然体感展望台 六甲枝垂れ |
3.六甲有馬ロープウェー (六甲山頂駅) |
4.六甲山カンツリーハウス |
5.六甲高山植物園 |
6.六甲オルゴールミュージアム |
7.六甲山ホテル | 8.天覧台 |
六甲山頂に近い眺望&夜景スポット「六甲ガーデンテラス」会場。会場は、レストラン、ショップ、眺望スポットが集まる人気スポットです。会期中は、ショッピングやお食事、夜景を楽しむお客様で夜まで賑わっています。
夜間作品や、昼と夜で表情の変わる作品を見せられる場所をお探しの方、人が集まる場所でパフォーマンスを…と検討されている方にもおすすめの会場です。
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写真上:「見晴らしのデッキ」「六甲おみやげ館」、「フードテラス」の裏手にある眺望スポット。テラスからステージ上に張り出したデッキは見晴らし抜群!お土産などのショッピングや眺望・夜景目的のお客様で賑わいます。合同下見会の開催時は、あいにく霧で眺望は臨めませんでしたが、近くの山の稜線のシルエットが霧の中に浮かんでいました。 | |||
写真左:「見晴らしのテラス」カフェレストラン「グラニットカフェ」の隣にある眺望スポット。階段上のベンチに腰掛け、ゆっくり景色を眺めて過ごす方も多い場所です。 |
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六甲ガーデンテラスは、山頂に近いこともあり、屋外で展示する作品については「六甲おろし」として知られる強い風への対策が必要です。素晴らしい眺望や夜景と共演する作品をお待ちしています! |
三分一博志氏が設計した、「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。この展望台は、景色を眺めるだけでなく、六甲山の自然を文字通り「体感」できる展望台です。
受付から展望台までの石畳の道の周囲にも季節毎の花々が植えられていて、四季折々の景色が楽しめます。(合同下見会の時は、スイセンが花開く少し前でした。)
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写真左:展望台のフレーム。こちらは金属と檜材で組まれているのですが、冬の間は空気中の水分が凍りついて「樹氷(じゅひょう)」が観察できます。このフレームで切り取られた夜景も格別。 写真右:展望台の内部にある「風室」。総檜造で、ほんのりと木の良い香りがします。 |
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写真左:「風室」の上部。晴天の日は真っ青な空が切り取られ、とても美しい光が差し込みます。
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ここから眺める景色も、展望台の建物の外側・内側も美しく完璧な調和を見せる展望台。 |
3.六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)
2014年、新たに会場に加わった、六甲山と有馬温泉を結ぶ六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅。六甲ガーデンテラス、六甲山カンツリーハウス(東入口)からすぐの場所にあります。 |
写真左:六甲ガーデンテラスからは、可愛い橋を通って徒歩5分。 写真右:建物の1階。かなり広いスペースです。 |
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写真左・右:建物2階のコンコース。こちらも作品の展示が可能なスペースです。作品プランの応募をお待ちしています。 | |||
写真左:2階への階段を上り振り返ったところ。左は待合室、正面の窓からは六甲山カンツリーハウス方面が臨めます。 写真右:2階待合室。眺めも良く、ゆったりとロープウェーを待つことができます。 |
稼動している六甲有馬ロープウェーの搬器(乗り物)部分、廃線の表六甲線ホームを除いて、作品プランを受け付けます。 1階、2階ともかなり広いスペースです。また、2階には待合室があり、こちらの窓からのなかなか眺めも良いです! 有馬温泉から六甲山上に遊びに来られるお客様を楽しいに気分させる、素敵な作品をお待ちしています。 |
4.六甲山カンツリーハウス
六甲山上のピクニックエリア「六甲山カンツリーハウス」。ご家族連れや友人同士のグループでバーベキューを楽しまれる方、ピクニック気分でお弁当を広げる方、四季折々の花を眺めながら散策する方など、様々な方でにぎわいます。 |
写真左:東入り口前の池に隣接する石畳のエリア。六甲ガーデンテラスからは、展望リフトで1分のアクセス。もちろん歩いてもすぐの距離です。 写真右:池を反対側から。過去には、開発好明さんの「発泡山」など、水とのコントラストが美しい作品などの展示も。 |
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写真左:西入口前の広場から見た園内風景。大芝生には招待アーティストによる展示が予定されています。 写真左:西入口前の広場。奥に見える赤い屋根の建物はレストランアルペンローゼ。左側に見えるのは池に面した木のステージ! |
秋は、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」だけでなく、バーベキュー場やピクニック目的でお越しのお客様も多いので、幅広い世代の沢山のお客様に作品を鑑賞してもらい、楽しんでいただける会場です。会場の特性上、園内で元気に遊びまわるお子様も沢山いらっしゃいますので安全面での対策は、作品そのものの設計や設置方法、運用といったあらゆる点で重要になります。 |
5.六甲高山植物園
珍しい高山植物や六甲山の四季折々の花々を、地形や自然環境をいかした展示で鑑賞できる「六甲高山植物園」。合同下見会の際には、園内の木々の枝も芽吹き始めたばかりでしたが、会期中は緑の景色から紅葉へと移り行く秋を楽しむことができます。 |
写真左:小便小僧の広場に面したガラス室。 写真右:樹林区。木々が葉をつけた後は、木漏れ日がとっても美しいエリアです。 |
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写真左:ロックガーデン。高山植物などが本来の生育環境に近い環境で展示されています。 写真左:西入口前の広場。園内の木道橋エリア。土壌に踏み入れることなく植物を間近で観察することができます。 |
六甲高山植園内には、樹木や植物といった自然の中での展示が楽しめるとあって、毎年アーティストの皆様に大変人気のある会場です。 |
「六甲オルゴールミュージアム」は、屋内外共に展示が可能な会場です。ドイツ風の建物内には落ち着いた空間が広がり、19世紀から20世紀前半に作られた自動演奏楽器のコレクションが楽しめます。 |
写真左、右:木道橋。六甲高山植物園から六甲オルゴールミュージアムに続く木道橋。高低差があり、遠くまで見渡せるダイナミックな景色を利用した展示ができます。 |
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写真左:中庭の池。池の周囲では、秋には紅葉も楽しむことができます。 写真左:中庭の一角。会期中は緑に囲まれるエリアもあります。 |
六甲オルゴールミュージアムで注目したいのが、六甲高山植物園と六甲オルゴールミュージアムを結ぶ木道橋。展覧会会期中には、緑と青空のコントラストが美しい場所で、ご来場のお客様のアンケートでも毎年展示を楽しみにしていただいている方も多いです。 |
昭和4年創業の六甲山ホテルは、創業当時の趣を残すレトロな旧館(写真)が人気の会場。関東からお越しのお客様も多いそうです。とても魅力的な会場で毎年沢山のご応募をいただきますが、今年は何組か招待アーティストの方の展示が決まっていますので、軽くご紹介させていただきます。 |
写真左:旧館2階ライブラリー。2013年に佐々木愛さんの作品「ふたたびの森」が展示されていた旧館2階のライブラリー。
写真右:同天井のステンドグラス。 |
六甲山ホテルは毎年公募アーティストの皆様にも人気の会場で、沢山の作品プランをいただきます。今年は、何組か招待アーティストの方の展示が予定されており、公募アーティストの皆様の作品を展示できる場所は多くないのが実情です。ただし、ご希望の場所に他の作品が展示予定であったとしても、直ちに選外となる訳ではありません。なお、入選した場合には、担当キュレーターを含めてご相談したり、他に適切な展示場所をご提案の上ご相談させていただくことがあります。 |
六甲ケーブル六甲山上駅に隣接するビュースポット「天覧台」。5日の合同下見会の際は、霧が出ていてあまり眺望は臨めませんでしたが、阪神間から和歌山までの海岸線を臨むことができる人気の展望台です。夕方以降に、六甲ケーブルに乗って夜景を見に来られる方も!
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写真左:藤棚で説明。藤棚は初夏から夏頃にキレイな花をつけます。天気の良い日には、ここでお弁当を広げて休憩する方も。 写真右:秋晴れの日の天覧台。眺めの良い日はこのような感じです。この写真は10月に撮影されたもの。 |
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写真左:夕景。天覧台は夜景も最高ですが、ちょうど夕暮れの頃の空がとっても美しいです。手すり部分には今年からイルミネーションが設置されました。 写真右:六甲山上駅からの階段もライトアップ。夜も安心して景色が楽しめます。 |
天覧台はハイキング目的のお客様が休憩を取られたり、ケーブルカーやバスを待つお客様が上がって来られたり、様々な人がいらっしゃる場所です。また、六甲ケーブルの運行が終了した夜間も出入りができる場所なので、パーツなどが無くなってしまわないよう設置場所や設置方法・工法には若干工夫が必要です。 |
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